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先日、娘さんが日和佐の秋祭りの応援隊?に参加予定だという某方から祭りに関して「注意することはないか?」と訊かれた。
このサイトの作者は、日和佐の秋祭りに直接かかわっていないし、まして日和佐に住んでもいない。
だから、そんなこと訊かれても・・・などと思いつつ、女の子は「ちょうさは担がない、触れてもいけない」と当たり障りのない話をしました。
すると、小さな女の子は触ったり乗ったりしているのはなぜか?という話になったので、幼児は男も女もないし、そもそも氏子でもないからええじゃないか\(-o-)/
と、ふんふんなるほどと、話は終わった。
そういえば、世の中にはお神輿や太鼓屋台を女が担いではいけないことがどうしても理解できない人たちがいて、それをことさら差別だの平等だのとジェンダーフリーにて騒いだりする。
この漫画の作者は、決して男尊女卑の発想はないし、日本は長い歴史の感覚からして母系国家であるとも思っているくらいであります。
染色体的にいっても、男は女の出来損ないで、股の付け根から飛び出したものを見ても明らか(-_-;)
けれども、男と女は同じ人間である以前に、別の生き物で、生き方に役割があるから、その役割をフラットにすることが善であるとは思えないのであります。
女が神輿に近づくことを「平等」と呼ぶ人たちは、おそらく「画一」主義者だったりするわけで、そういう人たちはえてして、比べられないものを平準化に努め、比べるべきものを価値の相対化でお茶を濁すような、バランス感覚がちょっと乏しかったりする。

昔から女人禁制とするものには、女が触れると汚れるとか、カミ様が嫉妬するとか言われていますけれど、やはり体力的なものから母体保護の観点が主たるものだと思います。
これらを安易に伝統などとは呼んだりしませんが、伝統とは立ち止まって振り返り、あれは何だったか?と過去に問うてみることだと思う次第で、それを過去に問うならば、やっぱり神道の感覚からして、本来に逆らうと良くないことが起きるという歴史の叡智をそこはなとなく体現しているだけでOK牧場なのであります。
いうなれば、こういうバランスの何たるかを示唆してくれているのが伝統だったりするのかな(ΦωΦ)
権利というのはルールによって、なすことを認められている自由の可能性でありますけれど、そもそも伝統にはルールなどないわけですから昔からやっているあれこれに平等意識を持ち込むほうが不思議な感じなのであります。
ムズカシイことを言えば、布団太鼓とは、五穀豊穣を祝うもので、藁を積み上げ、田んぼを表現している屋台であります。そして、田んぼというフィールドにはパワー(力)が必要で、それは元来男の役割で、それは「男」という漢字をみたら一目瞭然。
一方、穀物をカミ様に捧げるというのは大昔から女の役割でして、アマテラスの食事係のトヨウケノオオカミやお稲荷さんのウカノミタマノカミ、徳島のオオゲツヒメだって女のカミ様なのであります。(※全員、穀物神)
日和佐にかぎらず、ちょうさ(布団太鼓)にメスが多いのは、五穀豊穣を祝い感謝する女を男が担ぐという意味合いからして、疑問のはさみどころのない形なのであります。
まあ、心情的に、メスの太鼓からしてみれば、女に担がれるよりも男に担がれたほうが気分がいいと思います。
長々と書いてしまいましたが、こんなことは日本に住んでいる者の“コモンセンス”として、どうにかこうにかご理解ください(TдT)
では、おわり。

そのうち配布予定のポストカード。
以前にお神輿絶賛改修中?的マンガを公開しましたが、日和佐八幡神社からお知らせがあるそうですよ。
詳細は日和佐八幡神社のホームページをご覧いただくとして、何でもこの神社ができて700年くらい立っていて、あちこち直していかないといけないそうです。
ならば!ということで奉納金を募っている次第ヽ(´エ`)ノ
日和佐八幡神社好きな氏子の皆様、日和佐八幡が産土の皆様、そういうことなので拡散希望でシクヨロ〜☆彡


※この擬人化マンガの作者は、日和佐八幡神社とは一切の関係がありません。
2014/07/15
マンガ公開しました〜。
ちょうさって、勇ましくて妖艶でなんだか不思議な屋台ですが・・・、日和佐のソレはメスなんです(*´艸`*)

どうもお久しぶりです。
突然ですが、お祭り擬人化のポストカードができました(/・ω・)/
第一弾ということで、紅白組・浦三町の三人娘!を表彰台の並びで輪番順。
こうしてみると、ちょうさの重さ?がなんとなくわかりますね〜(/ω\)
ではでは、今年は、潜水でも企んでいそうな東町に期待しましょう〜。
あと、ポストカードは戎町・前責任者のO氏にあずけてあるので、ほしい人は直接連絡してみてちょ☆


●ダウンロードはこちら[ PDF:943KB ]
今年は、日和佐八幡神社のお神輿が大改修だそうです。
どんなふうになって帰ってくるか楽しみですねヽ(´ー`)ノ
2014/06/06
マンガ公開しました〜。
今度こそ全員、出揃ったぞ!
いや〜、長かった長かった。
大阪生まれ福井(阿南市)育ちの転校生。
大型の堺型でだんじりマニアのアイドル?祭りにはいつも不参加で、コミュ障と言われたって気にしない。打たれ弱いが立ち直りも早い!?
そんな、ネガティブなのかポジティブなのかわからない、辛口のぼたん(寺込)にご期待ください(;・∀・)

ごきげんよう☆彡
カミ様の中でもぶっちぎりで人気、ご利益のデパート八幡うるふですわ。
前回は、私のお庭(境内社)の神社をご紹介しましたけど、今回は私自身(八幡神)のことをもう少し詳しくご紹介しますわ。
ちまたでは、「謎多き八幡神」として語られ、変な宗教学者の方には韓国のカミ様とか言われていますの。困ったものですわ(;´∀`)
まあ、私はいろんなものと習合しちゃいましたから、ちゃんと理解されていないのかもしれませんわね。だから今日は、それを言っちゃおしまいだ!的な知られざる私のヒミツを教えてさしあげますわ☆

今回も、少し長くなりそうだから、もくじを置いておきますわ。そうそう、進めるにあたって、私の声は、声優の井上麻里奈さんを当てて読むとよろしくてよ。
八幡神の構造
はじめに断っておきますわ。
私の地元・九州の風土記なんかには、「中国やら韓国のカミ様だったけど日本に来た」とか書かれていますけど、この部分だけ引いて断定するのはナンセンスですの。
なぜなら、日本という国は、文明の終着地であり、いわば、世界で一番ガッツのある外来者が作り上げた自然発生的な国であることを念頭に置いていただきたいものですわ。
これを言ったら元も子もないですけど、遺伝的にたどれば、全人類、南アフリカのメスゴリラに到達するはずなんですの。たぶんDNA的には、今上天皇はアマテラスさまではなくゴリラに繋がる。
つまり、神話が歴史的事実ではありませんの。けれど、事実を超えた真実は確かにあって、事実と区別しながら歴史の背景を語っているという前提をもって読んでいただくといいですわ。
世界の神話とかめくってみますと、日本は南方系のエピソードがたくさん入ってますから、九州の熊襲や隼人の勢力が強かったというのがわかりますわね。
もちろん、北方系もいましたから、そこの人達が日本に来て、祀ったカミ様ともともとの氏族(宇佐氏・大神氏・辛嶋氏など)によって信仰されていたカミ様が結合し、最終的に応神天皇と習合して私(八幡神)たらしめているということなんですの。なんて重層的な私なんでしょう☆
その証拠に鹿児島神宮なんかは、私とはあきらかに系統の違う八幡信仰ですわね☆

同じようなカミ様に、細かな祠をあちこちに建てて、いつも私に対抗してくるウカさん(お稲荷・ウカノミタマノカミ)も、外来の秦氏が祭った女神ですわね。肩書が大好きで、ことさら「正一位」←偉いんですって!を自慢するいけ好かない女なんですの(-"-)
まあ、カミ様界ナンバー2の私の足元には及びませんわね。おほほほほっ。
ってなわけで、ミスリードの構造は、現代の尺度で国を見て歴史を語っちゃうってことですわ。
歴史の一部分を切り取って近代合理性で語ったら日本のカミ様はみ〜んな外来なんですのよ!!
この辺がすっぽり抜けちゃうと理路整然と間違って、嫌韓ムードの煽りを受けて、韓国のカミ様のシェアが一番高い!とか言う人達がいるわけですわね。
残念なことに、神社庁関係者の方にも、そんなことを言う方がいらっしゃいますの。
「もう〜!お・バ・カ・さ・ん☆ですわね」
前置きはさておき、今日はこの辺の事情も踏まえ、私のセキララな解体新書をご披露いたしますわ。
それでは、用意はよくて?
八幡神社について
では、はじめますわよ。
まず、全国14000以上(神社庁データ・祠など含まず)ある八幡神社のことですわ。同じ八幡神社なのにお祀りされているカミ様の組み合わせが違うってのはご存知かしら?
日和佐八幡神社の私の中の人は、応神天皇とそのお母さんの神功皇后と玉依姫。私の実家(宇佐八幡)とか別荘(百舌鳥八幡)なんかは、宗像三女神や住吉三神が祀られていますの。
なぜ場所によって組み合わせが違うの?って思われるかもしれませんけど、これは土地柄のせいだと思いますの。
後で詳しくご説明しますけど、応神天皇が神功皇后のお腹の中にいたとき、「この国を納めるのは応神天皇だ」と神がかりを受けますの。このカミ様の正体は、住吉三神とも宗像三女神とも言われますわね。
この方々はアマテラスさまやお父さんであるイザナギのお遣いですから、応神天皇がこの国をおさめ、死後は八幡神となるのは高い次元のカミ様に決められていたということですわね。
そんなこんなで日和佐八幡神社ですけど、なぜ応神天皇のお母さんの神功皇后はいるのに、お父さんの仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)がいないのか?ということになりますわね。宮司にお尋ねしましたら、一応、お祀りはされているらしいんですが、隅っこに追いやられている感じですわね(汗
(TдT)お気の毒に・・・。
なぜなら、仲哀天皇は実在性が不確かだと言われていますの。しかも、そのお父さんもまた、実在性が不確かなヤマトタケル(小碓命)なんですのよ。
ヤマトタケルはご存知ですわね?
生真面目で気性が荒かったので、お父さんの景行天皇に怖がられていましたの。だから、朝廷に従わない地方の平定を名目に遠ざけられて亡くなった悲劇のヒーロー?なんですの。
これは、熊襲や出雲の勢力と戦って平定したっていう事実を物語化したものですわね☆彡
景行天皇は超!子だくさん☆でしたから、一人くらいごまかしたってまぁイイか!ってなノリの創作なのかもしれませんわね。
では、実在性が不確かな仲哀天皇の后の神功皇后はどうなのか?という疑問が浮かびますわね。
こちらを理解するには、アメノヒボコ(天之日矛)という新羅国の王子のお話をしなければいけませんの。
アメノヒボコ
新羅国でとある娘さんがお昼寝をしていましたの。すると、日光で太陽の子を妊娠して赤い玉を生みましたの。それを農民がもらい受けて山道を歩いているとアメノヒボコに出会うわけですわ。
農民は、怪しい!と疑われるんですが、赤い玉を差し出して許してもらうんですの。アメノヒボコは、その玉を宮殿に持ち帰えると美しい娘になっちゃいますの。
その娘が美人だったから妻に迎えるわけですが、彼はわがままな性格だったので奥さんは愛想つかして里帰りしてしまいましたの。この奥さんの母国が私達の国、日本でしたの。
奥さんに出て行かれたアメノヒボコは慌て追いかけますが、辿りつけなくて日本海の但馬で一生を終えたそうですわ。
この地で結婚してできたたくさんの子孫の中に息長帯比売命(神功皇后)がおりますの。つまり、北方系ということですわね。
私を韓国のカミ様だとおっしゃる方は、この部分も切り取って論じておられるわけですわ。
でも、夫の仲哀天皇がいなかったかもしれませんから、私が外来かどうか断定できませんわね(・o・)
じゃあ、親がいなかったかもしれない私(応神天皇)は実在したのか?って疑問になりますけど、確かに存在しておりますのよ。
私(応神天皇)の本名を「ほんだわけのみこと」といいますけど、垂仁天皇の子供で物言わぬ王子として有名な「ほむちわけのみこと」が同一人物ということなんですの☆
ほむちわけのみことは言葉が話せなかった王子として有名?ですわね。ある時、オオクニヌシが出雲大社を立派なものに作り変えてくれってほむちわけのお父さんの垂仁天皇の夢に出てきますの。
そこで、ほむちわけ王子が出雲へ参拝に行くと言葉が話せるようになるっていうエピソードですわね。
この王子は確かに実在しましたの。
つまり、垂仁天皇と応神天皇の間にヤマトタケルと神功皇后の伝説が組み込まれちゃって、謎になっているわけですわね。
初代・神武天皇と十代・崇神天皇が同一人物だと言われている欠史八代の解釈と似ていますわね☆彡

八幡信仰に関する書物や地元の風土記なんかには、別のことが書いてありますけど、古事記や日本書紀といった公式な歴史書は、もちろん大和朝廷の正当性を高めるためもありますけど、地方の各々の豪族が好き勝手に作った神話を正し、公式見解にするためでしたの。
いつの世も、現場が正しいとは限りませんものね☆
もし、世界が普遍的なものであれば、世界の始まりや歴史は、全く同じでなければいけませんわね。
そうそう、玉依姫(たまよりひめ)を忘れるところでしたわ!!
このお方は、海のカミ様の娘さんで、初代・神武天皇のお母さんなんですの。
前回のレクチャーで海幸山幸に少し触れましたけど、ここでご紹介いたしますわ。
山幸彦と海幸彦
兄・海幸彦(ホデリノミコト)と弟・山幸彦(ホオリノミコト)は天孫ニニギとコノハナノサクヤビメの子供ですの。前回にも触れましたけど、炎の中で生まれましたらホデリとホオリと言うんですのよ。
実はこの間にも兄弟がいるわけですが、モブキャラ化していて影が薄いから割愛しますわね。
海幸彦は海で釣りを、山幸彦は山で狩りをしていましたの。ある時、弟のヤマサチが釣りをしたくなってお兄さんのウミサチと仕事を変わってもらいましたの。
ところが、ヤマサチはお兄さんの釣り針を海に落としてしまって(´・ω・`)ショボーンとしていると、海からシオツチというおじいさんが現れて、力になってくれたんですの。優しいですわね。
シオツチは、海の神のオオワダツミ(大綿津見神)のところへ行くようにアドバイスして、ヤマサチはそのようにしたしましたの。
そこで、オオワダツミの娘のトヨタマビメ(豊玉姫)と出会って恋に落ち、結婚しましたの。(*ノェノ)キャー
しばらく、楽しい結婚生活が続くわけですけど、ふとお兄さんの釣り針のことを思い出して、地上へ帰ることにしましたの。
お兄さんとは、なんだかんだで和解して、またいつもの生活に戻りましたの。そこへ、海の世界からトヨタマビメが訪ねてきますの。
「できちゃったから地上で生みます!」「よし!わかった」と産屋を立てているさなかに産気づいてしまいますの。
トヨタマビメは、出産するところは絶対に見ないでとキツく夫(ヤマサチ)に言い聞かせてましたけど、心配と興味本位でこっそり覗いてしまいましたの。
すると、な、なんと!産屋の中には大きなサメがのたうち回っていて、このサメから生まれたのが息子のウガヤフキアエズノミコト(鵜葺草葺不合命)ですわ。鵜の羽で屋根を作る前に生まれたので、「屋根ができてないのに生まれた」って名前になりましたの(汗
この素直なネーミングセンス嫌いではなくてよ☆そうねぇ、あらた(西新町)さんならさしずめ、
乳大房揺比女(チチデカフサユラシヒメ)とでも呼びましょうかね?

とまあ、本当の姿を見られたトヨタマビメは息子を置いて海の世界に帰ってしまいましたの。
羞〜耻心!ですわね。
玉依姫
それから間もなくすると、トヨタマビメの妹のタマヨリヒメ(玉依姫)が甥のお世話をするためにヤマサチを訪ねてきましたの。いまでいうベビーシッターですわね。下鴨神社のカモタケツヌミの娘(タマヨリヒメ)じゃありませんわよ(・ω<)
それがいつしか、母親代わりになり、成人すると、甥っ子と恋仲になっちゃってついには結婚してしまいますの!!
な、なんということ・・・。
そして生まれた4人の子供の末っ子が初代・神武天皇ということですわ。こうして、神の子である天皇に山と海のパワーが注入されるわけですわ。
ハピネス注入〜?ですわね!
じゃあ、なぜ日和佐八幡神社に玉依姫がいるかですって?
立島とか城山にお父さんのオオワダツミがいるからに決まっていますわー!!
そんなこんな愉快なカミ様たちがくっついた習合神が、私・八幡うるふなんですの。
我ながらなんて高貴なカミ様なんでしょう!つくづく私、サイコー!ですわ。
(人´∀`).☆.。.:*・゚
アスティとくしまでやっている、日和佐八幡神社写真展に行ってきました!パシャッ! Σp[【◎】]ω・´)


2014/05/05
先日、公開したマンガ記事に何か忘れている気がすると書きました。
その何かについていろいろ調べて、さぁ!やるぞ!といったところに新たな情報を耳にして振り出しに戻った感じであります(´Д`|||) ドヨーン
堺型のわりにけっこう大型で、見送り三枚板裏面に「堺彫又」の墨書があって、彫物の特徴から彫師は二代目・西岡又兵衛だと思っていたわけです。

ところが、日和佐八幡神社の宮司が営む喫茶タートルにて――、「岸和田製」であることが判明!!
ど、どういうことだ( ̄□ ̄;)!!
なんでも、岸和田の方が日和佐のソレを見て、作りの特徴から核心をもったのだという。
確かに、下だんじりでもないのに担い棒がないし、ところどころ岸和田っぽくて、わけもわからず、そのようにブログに書いた覚えがあります。
ただ当時は、箱だんじり(堺型地車)っぽい雰囲気が岸和田とごっちゃになっていたのですが、本場の方がそうおっしゃるのであれば!と、調べ直しでありますφ(..)
だんじりって奥が深いなぁ〜。
このブログは、ちょうさがメインなので深く解説しませんが、下だんじりというのは、岸和田のだんじりのことで、それ以外を上だんじりといいます。
ぱっと見の特徴は、腰まわりに担い棒という丸太の有り無し。
ところが、日和佐のソレは担い棒がなくて、でも、もともとの堺型は、正面土呂幕部分を細工して、その上部の隅に切り込みを入れて、引き出し式の担い棒(堺市内では閂と呼ばれていた)が出し入れ出来るようなものもあったのだそう。
あきらかに日和佐がソレじゃないですか!?
ということは、昔ながらの特殊な堺型を岸和田の人が勘違いしたのか、西岡(工房)の職人が岸和田で彫刻を施したのか?けっこう謎なわけです。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

(喫茶タートル)
ごきげんよう。アルティメット八幡大菩薩こと八幡うるふですわ☆
近頃は、日和佐八幡神社にお参りしてくださる若い方々が増えてきて、たいへん嬉しくてよ。でも、私には参拝しても境内社はスルーしちゃう傾向があるのも事実ですわ。
やっぱり、私の魅力の前には他の神社はかすんでしまいますのね。なんて罪な私・・・。
ともあれ今日は、私のお庭(境内)にある摂社と末社をご紹介いたしますわ。ついでに、記紀のカミ様たちのことなんかも手取り足取りレクチャーしてさしあげますわよ☆彡
ちょっと長くなりそうだから、もくじを置いておきますわ。

まずはじめに。
私、八幡うるふは「習合神」といって仏とか他のカミ様と同一視されて崇拝された神仏習合のパイオニア的存在なんですのよ。
中の人は、応神天皇にそのお母さんの神功皇后と玉依姫命(神武天皇の母)がくっついたような女神をイメージされるといいですわ。
大分県の宇佐で生まれて、東大寺の大仏作りを手伝ってさしあげたり、朝廷のいざこざを阻止したり、都を守ったりしているうちに源氏に気に入られちゃって全国に広がってしまいましたの。
生まれながらのアイドルは、大変ですわね。
し・か・も!アマテラスさまに次ぐ皇室の皇祖神でもありますのよ。おほほほほっ。
アマテラスさまには申し訳ないけど、伊勢信仰をブッチギリで上回る八幡信仰はチェーン展開ナンバーワン!!なんですの。
ここ、日和佐八幡神社もその中のひとつ。伊勢信仰がロー◯ンだとするならば、私は業界の巨人セブン◯レブンといったところですわね☆彡
どう?私のすごさお分かりいただけたかしら?
それでは、本題にはいりますわよ☆
下の図がざっくりとした日和佐八幡神社の見取り図ですの。Illustratorが高いからフリーのInkscapeというソフトで描きましたのよ。

PDFファイル
それにしても、日和佐八幡神社のホームページはあの娘たち(ちょうさ)のことばっかりで私がメインじゃないのはどういうことなんですの?!
さておき、?〜?を順に紹介してさしあげますわ。
天神社
しょっぱなから有名神社で説明は必要ないんじゃなくて?
祀られているのは、皆さまご存知の菅原道真。お勉強のカミ様ですわね。この梅紋がトレードマークですわ。
同僚に嵌められ大宰府に左遷され、あげく死んじゃった気の毒なお方なんですの。
カミ様の区分的には「人格神」ですけど死後に祟りをおこしちゃったから「御霊神(ごりょうしん)」と呼ばれますわね。
お勉強だけじゃなくて、いろいろご利益があるからお参りするとよろしくてよ。

淡島神社
ここは、天孫ニニギ(アマテラスの孫)の奥さんのコノハナノサクヤビメが祀られていますの。
山のカミ様の元締めであるオオヤマツミの娘で富士山も所有してらっしゃるとか。また、お酒や安産のカミ様としても有名なんですの。
なんでも、ニニギとあんなことやこんなことをした翌日に妊娠しちゃったもんだから、ニニギが「オレの子じゃない!」って疑ったんですの。無理もないですわね。
コノハナノサクヤは、「無事に生まれたらあなたの子供よ!」と言って火の中で出産して証明してみせたパワフルな女神なんですの。その子供に、かの有名な※海幸山幸がいるわけですけど、語ると長いから今日は割愛しますわ。
ちなみに、コノハナノサクヤには長寿を司るイワナガヒメっていうお姉さんがいらっしゃいますが、このお姉さんも一緒にニニギに嫁いできましたの。でも、美人のコノハナノサクヤとは対照的におブスだったため、ニニギはのしをつけて送り返したそうなんですの。
このせいで、カミの子である天皇にも寿命ができたそうですわよ。
そうそう、忘れちゃいけないのが淡島神社の「淡島」っていうのはスクナビコナってこと。このカミ様は、一寸法師のモデルでとてもちっちゃいんですの。神社もミニマム仕様でカワイイですわね☆
大黒さんことオオクニヌシの相棒で、この国(葦原の中つ国)を一緒に作ったんですのよ。
オオクニヌシが土地の整備、スクナビコナが人間や家畜の病気を治したから医薬のカミ様としても有名ですわね。
ある時、オオクニヌシが病気になったので、スクナビコナは大分県の速水のお湯を運んで入浴させたらたちまち完治したんですって。そのお湯が愛媛の道後温泉らしいですわよ。
消毒や疲労回復の薬はお酒でもあるから、やっぱりお酒のカミ様としても知られているんですの。
私的(八幡大菩薩)に言えば、薬師如来ってとこかしら?

道祖神社
どんどん行くわよ!続いて道祖神社。祀られてるのは道俣神(みちまたしん)。道俣神って聞きなれないですけど、サルタビコのことですわ。
道俣っていうのは、黄泉の国から逃げてきたイザナキが禊ぎをするときに脱いだ褌(ふんどし)なんですの。
サルタビコは、ニニギが地上に降り立つ時、天と地の間で待ち構え、道案内をしたことから、交通安全のカミ様として知られていますわ。
風体が怪しかったから、おっぱい丸出しのアメノウズメが偵察にいきましたの。彼女もけっこう怪しいですわね(汗
このカミ様は、アマテラス様が天の岩戸で(反省のため)篭ったとき、みんなの前でストリップをして笑いを誘い、アマテラス様を引き出した功労者なんですのよ。
まあ、少しお下品で変わってますけど、これが縁でサルタビコと結婚しましたの。その後は、サルメと改名して今でも朝廷で子孫が神楽とか舞っていますわよ。
蛭子神社
続いてはかの有名な「えべっさん」ですわ。この三蔓柏が目印ですの。
そういえば、りょう子(戎町)さんとゆき(恵比須浜)さんもこのマークを付けていらっしゃいますわね。同じエビスってことであやかっているんですのね☆彡
さておき、このえべっさん。有名だけど、誤解されてる方が一番多いカミ様でもありましてよ。
一言で「えべっさん」と言っても、「コトシロヌシ系」と「ヒルコ系」がありますの。

どちらも豊魚や商売繁盛のカミ様ですけど、日和佐八幡神社の蛭子神社はヒルコ系なんですの。
ヒルコというのは、国生みのカミ様であるイザナキ・イザナミの第一子で奇形児だったそうですわ。
いつまでたっても手足が生えてこないから海に流された気の毒な御子なんですの。
幸い、兵庫県の西宮に流れ着いて地元の人に育てられたそうですわ。来訪者っていうは福を運んでくるといわれますから、いつしかエビス様として祀られるようになりましたの。
もう一方のコトシロヌシっていうのは、オオクニヌシ(大黒さん)のお子さんですの。オオクニヌシから天孫ニニギへの国譲りのとき、交渉がありましたの。
オオクニヌシは、息子に任せてるんでそっちに聞いてって丸投げしちゃいますの。そこでコトシロヌシに話を持ちかけると「うん、い〜よ〜♪」と即答して海の彼方に旅だったそうですわ。
このエピソードが、なんだかヒルコと似ていて混交されてしまったわけですわね。
ちなみにオオクニヌシへの見返りは、出雲大社を作ってくれたらこの国(葦原の中つ国)をあげるよってことで、ちゃんと島根におられますわね。

加茂神社
お次は、加茂神社。ここは、えーっと、何だったかしら?私もど忘れしてしまいましたわ。
う〜ん、カモヒコノミコト(鴨比古命)って書いてありますわね。
ちょっと〜!「比古」って字、くっつけないでくださる〜?!辞書に載ってないじゃありませんの。←八当り

確か水利灌漑を守る農業のカミ様で、普通は石己呂和居命(いしころわけのみこと)や鴨比比賣(かもひめのみこと)とセットで祀られていますの。その中のカモヒコノミコトがメインだなんて珍しいですわね☆
ちなみに本拠地は三重県の鴨下神社で伊勢神宮の摂社末社になりますの。鴨比古と鴨比賣は「鴨」に♂(ひこ)と♀(ひめ)を付けた神名ですわ。
皆さん、大水上命(おおみなかみのみこと)=オオヤマツミ(山の神様の元締め)のお子さんですわ。
【追記】
ここからは追記いたしますわ。
あれから私、気になって宮司に訊いてみたんですの。そしたら、お祀りされているのは、カモワケイカズチノミコト(賀茂別雷命)ということがわかりましたの!
このカミ様は、雷を別けるくらい強いっていう意味で決して雷神ではありませんことよ。雷が落ちるとマイナスイオンかなんかの作用で草木が生えてくるといったイメージですわ。
でも、昨今では電気工学を学ぶ理系の方やIT系が参拝されているらしいですわね。
まあ、ご利益はカモヒコと同じ農業のカミ様だからいいんですけど・・・( 一一)
表記が違うじゃありませんの〜〜〜〜〜!!
カモワケイカズチノミコトと言えば、かの有名な京都・上賀茂神社のカミ様ですわね。ちなみに下鴨神社はカモワケイカズチノミコト(賀茂別雷命)のお祖父さんのカモタケツヌミノミコト(賀茂建角身命)が祀られていますわ。
このカミ様は、神武天皇が東征する時、八咫烏(ヤタガラス)に化けて先導された方ですわ。えっ?八咫烏を知らないですって?!
「日本サッカー協会のロゴマークですわ〜!!」
さておき、どういうことかと言いますと、このカモタケツヌミノミコトの娘のタマヨリヒメ(玉依姫)が鴨川で遊んでいたときのことですの。
一本の丹塗矢が流れてきて、持ち帰ると妊娠してしまいましたの。びっくり仰天ですわね。そして、生まれた子供がカモワケイカズチノミコトなんですの。詳しくは説明しませんけど、何だかオオモノヌシとセヤダタラヒメのエピソードに似ていますわね☆彡
まあ、祟を鎮めることで豊作になったというオチですから、複雑ですわね(汗
このおまつりが、かの有名な加茂祭(葵祭)の起源なんですのよ。

護国神社
最後は、護国神社。こちらは、国のために戦って亡くなられた方をお祀りしておりますの。
護国神社にお参りするとありもしない軍国主義を持ちだして、怒る方々もいらっしゃいますけど、ご先祖さまが命を賭して戦ってくれなかったら、いまごろ、日本は欧米の植民地にされて文化も伝統も慣習も、ひいては国柄すらも消えてなくなっていたかもしれませんの。
もしかすると、皆さまもいまここに生まれていなかったかもしれなくてよ。
そういう意味では、私達は、歴史に生かされているということが、よ〜く身にしみて分かるありがたい神社ですわね。
カミ様だって皇室あってこそですが、皇室だって日本という国があってこそですから、神社に来られたら真っ先にお礼しなければいけませんわよ。

歴史学者のアーノルド・J・トインビーさんは、「12〜3歳くらいまでに民族の神話をお勉強しない民族は、滅んじゃうぞ!」って言っていますわ。良いことを言いますわね☆
昨今は、なんだかよくわからないままに、日本的なものに触れることがブームになっていますけど、その感覚はどこからくるのかしら?って立ち止まったら、それはきっと神話の世界なんですの。
もちろん、フィクションな部分もあるでしょうけど、そんなフィクションでないと語れない事実をこえた真実が、ず〜っと今に続いているクールな国が日本なんですのよ。
というわけで、ざっと説明しましたけどお分かりいただけたかしら?