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2014年4月

担い棒の謎

 先日、公開したマンガ記事に何か忘れている気がすると書きました。
 その何かについていろいろ調べて、さぁ!やるぞ!といったところに新たな情報を耳にして振り出しに戻った感じであります(´Д`|||) ドヨーン

 

 堺型のわりにけっこう大型で、見送り三枚板裏面に「堺彫又」の墨書があって、彫物の特徴から彫師は二代目・西岡又兵衛だと思っていたわけです。

 

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 ところが、日和佐八幡神社の宮司が営む喫茶タートルにて――、「岸和田製」であることが判明!!
 ど、どういうことだ( ̄□ ̄;)!!

 なんでも、岸和田の方が日和佐のソレを見て、作りの特徴から核心をもったのだという。

 

 確かに、下だんじりでもないのに担い棒がないし、ところどころ岸和田っぽくて、わけもわからず、そのようにブログに書いた覚えがあります。
 ただ当時は、箱だんじり(堺型地車)っぽい雰囲気が岸和田とごっちゃになっていたのですが、本場の方がそうおっしゃるのであれば!と、調べ直しでありますφ(..)

 だんじりって奥が深いなぁ〜。

 

 このブログは、ちょうさがメインなので深く解説しませんが、下だんじりというのは、岸和田のだんじりのことで、それ以外を上だんじりといいます。
 ぱっと見の特徴は、腰まわりに担い棒という丸太の有り無し。

 

 ところが、日和佐のソレは担い棒がなくて、でも、もともとの堺型は、正面土呂幕部分を細工して、その上部の隅に切り込みを入れて、引き出し式の担い棒(堺市内では閂と呼ばれていた)が出し入れ出来るようなものもあったのだそう。

 あきらかに日和佐がソレじゃないですか!?

 

 ということは、昔ながらの特殊な堺型を岸和田の人が勘違いしたのか、西岡(工房)の職人が岸和田で彫刻を施したのか?けっこう謎なわけです。

 

 ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

 

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(喫茶タートル)

 

2014/04/24情報求む

【紹介】ご利益のデパート?

 ごきげんよう。アルティメット八幡大菩薩こと八幡うるふですわ☆
 近頃は、日和佐八幡神社にお参りしてくださる若い方々が増えてきて、たいへん嬉しくてよ。でも、私には参拝しても境内社はスルーしちゃう傾向があるのも事実ですわ。
 やっぱり、私の魅力の前には他の神社はかすんでしまいますのね。なんて罪な私・・・。

 ともあれ今日は、私のお庭(境内)にある摂社と末社をご紹介いたしますわ。ついでに、記紀のカミ様たちのことなんかも手取り足取りレクチャーしてさしあげますわよ☆彡

 ちょっと長くなりそうだから、もくじを置いておきますわ。

 

 

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 まずはじめに。
 私、八幡うるふは「習合神」といって仏とか他のカミ様と同一視されて崇拝された神仏習合のパイオニア的存在なんですのよ。
 中の人は、応神天皇にそのお母さんの神功皇后玉依姫命(神武天皇の母)がくっついたような女神をイメージされるといいですわ。
 大分県の宇佐で生まれて、東大寺の大仏作りを手伝ってさしあげたり、朝廷のいざこざを阻止したり、都を守ったりしているうちに源氏に気に入られちゃって全国に広がってしまいましたの。
 生まれながらのアイドルは、大変ですわね。


 し・か・も!アマテラスさまに次ぐ皇室の皇祖神でもありますのよ。おほほほほっ。
 アマテラスさまには申し訳ないけど、伊勢信仰をブッチギリで上回る八幡信仰はチェーン展開ナンバーワン!!なんですの。
 ここ、日和佐八幡神社もその中のひとつ。伊勢信仰がロー◯ンだとするならば、私は業界の巨人セブン◯レブンといったところですわね☆彡
 どう?私のすごさお分かりいただけたかしら?

 それでは、本題にはいりますわよ☆
 下の図がざっくりとした日和佐八幡神社の見取り図ですの。Illustratorが高いからフリーのInkscapeというソフトで描きましたのよ。

 

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PDFファイル


 それにしても、日和佐八幡神社のホームページはあの娘たち(ちょうさ)のことばっかりで私がメインじゃないのはどういうことなんですの?!

 さておき、?〜?を順に紹介してさしあげますわ。
 

天神社

 しょっぱなから有名神社で説明は必要ないんじゃなくて?
 祀られているのは、皆さまご存知の菅原道真。お勉強のカミ様ですわね。この梅紋がトレードマークですわ。
 同僚に嵌められ大宰府に左遷され、あげく死んじゃった気の毒なお方なんですの。
 カミ様の区分的には「人格神」ですけど死後に祟りをおこしちゃったから「御霊神(ごりょうしん)」と呼ばれますわね。
 お勉強だけじゃなくて、いろいろご利益があるからお参りするとよろしくてよ。

 

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淡島神社

 ここは、天孫ニニギ(アマテラスの孫)の奥さんのコノハナノサクヤビメが祀られていますの。
 山のカミ様の元締めであるオオヤマツミの娘で富士山も所有してらっしゃるとか。また、お酒や安産のカミ様としても有名なんですの。
 なんでも、ニニギとあんなことやこんなことをした翌日に妊娠しちゃったもんだから、ニニギが「オレの子じゃない!」って疑ったんですの。無理もないですわね。
 コノハナノサクヤは、「無事に生まれたらあなたの子供よ!」と言って火の中で出産して証明してみせたパワフルな女神なんですの。その子供に、かの有名な※海幸山幸がいるわけですけど、語ると長いから今日は割愛しますわ。


 ちなみに、コノハナノサクヤには長寿を司るイワナガヒメっていうお姉さんがいらっしゃいますが、このお姉さんも一緒にニニギに嫁いできましたの。でも、美人のコノハナノサクヤとは対照的におブスだったため、ニニギはのしをつけて送り返したそうなんですの。
 このせいで、カミの子である天皇にも寿命ができたそうですわよ。

 そうそう、忘れちゃいけないのが淡島神社の「淡島」っていうのはスクナビコナってこと。このカミ様は、一寸法師のモデルでとてもちっちゃいんですの。神社もミニマム仕様でカワイイですわね☆
 大黒さんことオオクニヌシの相棒で、この国(葦原の中つ国)を一緒に作ったんですのよ。
 オオクニヌシが土地の整備、スクナビコナが人間や家畜の病気を治したから医薬のカミ様としても有名ですわね。
 ある時、オオクニヌシが病気になったので、スクナビコナは大分県の速水のお湯を運んで入浴させたらたちまち完治したんですって。そのお湯が愛媛の道後温泉らしいですわよ。
 消毒や疲労回復の薬はお酒でもあるから、やっぱりお酒のカミ様としても知られているんですの。

 私的(八幡大菩薩)に言えば、薬師如来ってとこかしら?

 

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道祖神社

 どんどん行くわよ!続いて道祖神社。祀られてるのは道俣神(みちまたしん)。道俣神って聞きなれないですけど、サルタビコのことですわ。
 道俣っていうのは、黄泉の国から逃げてきたイザナキが禊ぎをするときに脱いだ褌(ふんどし)なんですの。
 サルタビコは、ニニギが地上に降り立つ時、天と地の間で待ち構え、道案内をしたことから、交通安全のカミ様として知られていますわ。
 風体が怪しかったから、おっぱい丸出しのアメノウズメが偵察にいきましたの。彼女もけっこう怪しいですわね(汗
 このカミ様は、アマテラス様が天の岩戸で(反省のため)篭ったとき、みんなの前でストリップをして笑いを誘い、アマテラス様を引き出した功労者なんですのよ。
 まあ、少しお下品で変わってますけど、これが縁でサルタビコと結婚しましたの。その後は、サルメと改名して今でも朝廷で子孫が神楽とか舞っていますわよ。
 

蛭子神社

 続いてはかの有名な「えべっさん」ですわ。この三蔓柏が目印ですの。
 そういえば、りょう子(戎町)さんとゆき(恵比須浜)さんもこのマークを付けていらっしゃいますわね。同じエビスってことであやかっているんですのね☆彡
 さておき、このえべっさん。有名だけど、誤解されてる方が一番多いカミ様でもありましてよ。
 一言で「えべっさん」と言っても、「コトシロヌシ系」と「ヒルコ系」がありますの。

 

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 どちらも豊魚や商売繁盛のカミ様ですけど、日和佐八幡神社の蛭子神社はヒルコ系なんですの。
 ヒルコというのは、国生みのカミ様であるイザナキ・イザナミの第一子で奇形児だったそうですわ。
 いつまでたっても手足が生えてこないから海に流された気の毒な御子なんですの。
 幸い、兵庫県の西宮に流れ着いて地元の人に育てられたそうですわ。来訪者っていうは福を運んでくるといわれますから、いつしかエビス様として祀られるようになりましたの。

 もう一方のコトシロヌシっていうのは、オオクニヌシ(大黒さん)のお子さんですの。オオクニヌシから天孫ニニギへの国譲りのとき、交渉がありましたの。
 オオクニヌシは、息子に任せてるんでそっちに聞いてって丸投げしちゃいますの。そこでコトシロヌシに話を持ちかけると「うん、い〜よ〜♪」と即答して海の彼方に旅だったそうですわ。
 このエピソードが、なんだかヒルコと似ていて混交されてしまったわけですわね。
 ちなみにオオクニヌシへの見返りは、出雲大社を作ってくれたらこの国(葦原の中つ国)をあげるよってことで、ちゃんと島根におられますわね。

 

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加茂神社

 お次は、加茂神社。ここは、えーっと、何だったかしら?私もど忘れしてしまいましたわ。
 う〜ん、カモヒコノミコト(鴨比古命)って書いてありますわね。

 ちょっと〜!「比古」って字、くっつけないでくださる〜?!辞書に載ってないじゃありませんの。←八当り

 

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 確か水利灌漑を守る農業のカミ様で、普通は石己呂和居命(いしころわけのみこと)鴨比比賣(かもひめのみこと)とセットで祀られていますの。その中のカモヒコノミコトがメインだなんて珍しいですわね☆
 ちなみに本拠地は三重県の鴨下神社で伊勢神宮の摂社末社になりますの。鴨比古と鴨比賣は「鴨」に♂(ひこ)と♀(ひめ)を付けた神名ですわ。
 皆さん、大水上命(おおみなかみのみこと)=オオヤマツミ(山の神様の元締め)のお子さんですわ。

 

【追記】

 ここからは追記いたしますわ。
 あれから私、気になって宮司に訊いてみたんですの。そしたら、お祀りされているのは、カモワケイカズチノミコト(賀茂別雷命)ということがわかりましたの!

 このカミ様は、雷を別けるくらい強いっていう意味で決して雷神ではありませんことよ。雷が落ちるとマイナスイオンかなんかの作用で草木が生えてくるといったイメージですわ。


 でも、昨今では電気工学を学ぶ理系の方やIT系が参拝されているらしいですわね。

 まあ、ご利益はカモヒコと同じ農業のカミ様だからいいんですけど・・・( 一一)
 表記が違うじゃありませんの〜〜〜〜〜!!

 

 カモワケイカズチノミコトと言えば、かの有名な京都・上賀茂神社のカミ様ですわね。ちなみに下鴨神社はカモワケイカズチノミコト(賀茂別雷命)のお祖父さんのカモタケツヌミノミコト(賀茂建角身命)が祀られていますわ。
 このカミ様は、神武天皇が東征する時、八咫烏(ヤタガラス)に化けて先導された方ですわ。えっ?八咫烏を知らないですって?!


「日本サッカー協会のロゴマークですわ〜!!」

 

 さておき、どういうことかと言いますと、このカモタケツヌミノミコトの娘のタマヨリヒメ(玉依姫)が鴨川で遊んでいたときのことですの。
 一本の丹塗矢が流れてきて、持ち帰ると妊娠してしまいましたの。びっくり仰天ですわね。そして、生まれた子供がカモワケイカズチノミコトなんですの。詳しくは説明しませんけど、何だかオオモノヌシとセヤダタラヒメのエピソードに似ていますわね☆彡

 

 まあ、祟を鎮めることで豊作になったというオチですから、複雑ですわね(汗

 このおまつりが、かの有名な加茂祭(葵祭)の起源なんですのよ。

 

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護国神社

 最後は、護国神社。こちらは、国のために戦って亡くなられた方をお祀りしておりますの。
 護国神社にお参りするとありもしない軍国主義を持ちだして、怒る方々もいらっしゃいますけど、ご先祖さまが命を賭して戦ってくれなかったら、いまごろ、日本は欧米の植民地にされて文化も伝統も慣習も、ひいては国柄すらも消えてなくなっていたかもしれませんの。
 もしかすると、皆さまもいまここに生まれていなかったかもしれなくてよ。
 そういう意味では、私達は、歴史に生かされているということが、よ〜く身にしみて分かるありがたい神社ですわね。
 カミ様だって皇室あってこそですが、皇室だって日本という国があってこそですから、神社に来られたら真っ先にお礼しなければいけませんわよ。

 

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 歴史学者のアーノルド・J・トインビーさんは、「12〜3歳くらいまでに民族の神話をお勉強しない民族は、滅んじゃうぞ!」って言っていますわ。良いことを言いますわね☆
 昨今は、なんだかよくわからないままに、日本的なものに触れることがブームになっていますけど、その感覚はどこからくるのかしら?って立ち止まったら、それはきっと神話の世界なんですの。
 もちろん、フィクションな部分もあるでしょうけど、そんなフィクションでないと語れない事実をこえた真実が、ず〜っと今に続いているクールな国が日本なんですのよ。

 というわけで、ざっと説明しましたけどお分かりいただけたかしら?

マンガ公開しました(第2回・その4)

 マンガ公開しました〜。

 ついに全員、出揃った?!
 なんだか不完全燃焼な結末に、祭りへの想いを馳せさせろ!

 

 でも、誰か忘れている気がする・・・・・・。

 

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2014/04/02リリース